鹿屋市茶業振興会とJA鹿児島きもつきは、米ワシントンDCの日本国大使館公邸で12日(日本時間13日)に開かれた天皇誕生レセプションに出展し、特産の茶や焼酎を、米政府や日本大使館の関係者ら約800名にPRしました。
同振興会の吉元秀樹会長と西尾仁一さん、JA職員2名が参加。昨年に続き2回目の参加となった西尾さんは「昨年の経験から、より専門的な通訳が必要と感じ、JAに協力を依頼した。このような海外でのPRが、輸出のきっかけになればと考えている」と語りました。

出展ブースでは、同振興会が商品化を進める「かのや深むし茶」とJAのオリジナル焼酎「きもつき浪漫」の試飲サービスを行い、茶の味わい深さや焼酎の香りや口当たりのなめらかさをJA職員らの通訳でアピール。試飲した出席者へはドリップ式の茶をプレゼントしました。
帰国した4名は19日、中西茂鹿屋市長を訪ね、レセプションの様子を報告。中西市長は「農林水産物の輸出は、市の課題でもある。挑戦し続けてほしい」と語りました。
レセプションに参加したJAの山村亜弥さんと若松麻衣子さんは「試飲した出席者から、おいしいとの声をもらい、誇らしく思えた。多くの人が足を止めてくれたことで自信にも繋がった」と手応えを語りました。